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みんなの手のつながり
- 小川ちゃん
- 2016年4月1日
- 読了時間: 1分

ふくろくだより 4月号
高次脳機能障害・視野障害のある利用者様A子様。ご自宅で生活をするにあたり、当ステーションのOTが介入しました。
A子様ご自身とご家族様への病状理解を得るところから始まり、A子様の生活情報も聞き取りました。注意力・記銘力・視野範囲など訪問するたび、色々な生活上の問題が判明し
「どのような対策をすればいいのか」
担当の作業療法士を中心に、看護師・理学療法士・言語聴覚士の意見交換と現場での評価を重ねました。
そして、ソーシャルワーカーさんやヘルパーさんとも協力し、A子様が一人で生活しやすいよう、リモコン類の表示が多いものは最小限にし(見えないように隠し)、ご家族様の心配がないようガスを使用せず、電子レンジで食事ができるようにしたり、鍵の閉め忘れがないよう靴の上にメモ紙を置くルールを作ったり...etc.様々な環境設定を行うことが出来ました。

A子様と同じ桜舞う空を見て温かな気持ちでいることができ、A子様も同じ気持ちでいてくれたらと想いをはせるのです。